本サイトは、横浜国立大学教育人間科学部附属鎌倉小学校の子どもたちと神奈川県立近代美術館鎌倉館との交流から生まれました。 これまでの交流記録をはじめ、現在の活動の様子や子どもたち自身が日々感じていることをブログで少しずつ発信していきます。
ミナモの波紋のように、だんだん広がって、大きくなることを願って…。
投稿者: 高松
心の観察
2008.08.21 Thursday

私は今年の春、中学生になった。毎日楽しかった。
でも夏休みに入ってから宿題に追われる自分がいた。
皆さんは決められたことだから仕方ない、と思うかもしれない。
私も大半はそうだと思ってる。
でも、中学の宿題は多い上に難しくて大変!
そんな時に美術館に行くと、自分の心は追われていて安心できないため絵を見ていてもその絵が暗く見えてしまったりして、あまりその絵が持っている魅力を前みたいにさがせてない気がした。
でも、その考え方を変えれば美術館に行って絵を見ると自分の心が素直に見えているのかも知れない。
今は、美術館に行って自分の心の観察をしている自分がいた。
自分の心が素直にわかるとなんだか知らないけど嬉しかった。これからも美術館をそういう見方で見てもいいのかも知れないと思った。
文:ウォッカ(中学1年)
写真:中学1年
投稿者: 高松
最近の子ども
2008.08.18 Monday

僕はさっきまで第1展示室と第2展示室の間のソファーで落書きをしていた。
その落書きはただ直線を何本も引くというものだ。
それはさておき、最近鎌倉近代美術館は数年前よりも小さい子どもの姿が増えている僕がある時、鎌倉美術館に休憩をしにきた。その時、たまたま小さな子どもがいた。その子どもは絵を見ている人の前で座りこんで絵を見ていた。僕は「マナーがなっていないな〜」と思った。だけどその子どもの目は輝いていた。絵と向き合い、絵の輝きを写し取っているようだった。
例えマナーが悪くても、絵を感じている小さな子どもの姿をみて、美術館は子どものいろいろな感性を育ててくれる所なんだと改めて感じた。
文:だれかさん(中学1年)
写真:中学1年
投稿者: 高松
今
2008.08.13 Wednesday

私は中学生。
今は夏休みだ。
中学生になると夏休みの宿題が増える上に、内容も難しくなって大変だ。毎日緊張していて休む暇がない。先生もいないのになぜか時間に追われている。影も形もない時間にどうやって追われているんだ?と思うかもしれない。
例えば、1本の人生という長い長い橋を渡っているとする。「過去」という後戻りはできない。だから前に進む。でも今私の橋は後ろから崩れているような気がする。早く前に進まないと底が見えないところに落っこちてしまうからとにかく走る。崩されているのは時間。私は走っているから日々の小さな出来事に気づかない。
そんな時に美術館にくると、崩れている時間をストップさせてくれ、日々の小さな出来事を見つけるチャンスをくれる。
文:ウォッカ(中学1年)
写真:中学1年
投稿者: 高松
夏休みの美術館
2008.07.30 Wednesday

やっと夏休み!
小学生の頃のように遊びたいほうだい!
というわけにはいかないのでした。
夏休みに入っても中学から宿題がたくさん出ていて毎日やらないと終わらないし、塾も夏期講習があったりして全く休む時間がありません。おまけに家にいても妹がうるさいので静かに休めません。
そんなある日部活の帰りに美術館に寄った。
もう何年も来ていなかったように思える。
でも中に入ってみると前に来た時と変わらずに同じ空気があり、同じ作品が展示されていた。
とても不思議な感じとともに、ホッとした気持ちになった。
蓮池も以前よりキレイになっている気がした。
ただぼ〜っとするだけだけど、とても日常の疲れがとれ、いつも間にか学校や塾のことを忘れていた。
また夏休み中に何回か来ようと思う。
あっ!
4:26発のバスにのって塾に行かなければならないのにもう4:15!
間に合わない!急いで帰らなければ!
文:ジーちゃん(中学1年)
写真:中学1年
投稿者: 高松
半家出
2008.07.28 Monday

なぜか私は美術館の集まりがある時、
必ずお母さんとケンカして家を出る。
原因は「美術館の集まりがあること」だと思う。
家を出る前の会話は決まって
母「早くしないと遅れるわよ!急いでいるの!?」
私「わかってるよ!行ってきます!!(怒)」
である。
私はいつも半家出状態で美術館に来る。
しかし美術館に入るとそんなことも忘れて
私ひとりでのんびりできるのである。
文:にゃんこ(中学1年)
写真:中学1年
投稿者: 高松
雲
2008.07.25 Friday

空は青い。
でもただ青いからといってキレイだとは思わない。
やっぱり僕は「雲」がイイ。
美術館の中庭でぼ〜っと空を見上げる。
そうするとあらためて感じる。
「あおいなぁ」
それ以上でも以下でもない。
でもそこに何かを感じるのはやっぱり「雲」の存在だろう。
一色であるはずの「青」に少しのロマンをもたらしてくれる。
僕にとってのそのロマンは、この美術館の中庭でしか見られないような気がする。
何もないけどあの広い空を少し切り取ってくれる。
今日は僕にとって少し「空」が近づいた時だった。
文・写真:団長(中学1年)
投稿者: 高松
水面
2008.07.01 Tuesday
水面が創り出す風景に感動する。
画家が創り出す風景に感動する。
水面とは自然というアーティストの下で形作られる作品。
そんな作品を「表現」した作品というのはすばらしいと思う。
なぜならばこんなに人にとって「水面」というあいまいな定義を『絵』『音』という形で表現してしまうのだから。
そんな作品というのは美術館ぐらいでしか見ることはできない。感じることも。
感じる、というのは難しいことのように思えて簡単なことである。
海の近くで本を読む。さざ波の音を聞きながら本を読む。海を感じる。
同じことである。
美術館に来て絵の雰囲気を感じながらもしくは静かな雰囲気を利用して一人の時間を作ってほしい。
文:take(中学1年)
写真:生徒
投稿者: 高松
リアル
2008.06.26 Thursday
近代美術館鎌倉といえばやっぱり蓮池。この時季、晴れの時は水面に光がいっぱいあたりとてもキラキラ輝いています。その美しさはダイヤモンドの輝きのようです。1階のテラスでは見上げると、水面の光が反射して天井に幻想的な模様が浮かび上がってきます。忙しいことなど忘れ、ぼ〜っと過ごすことができるでしょう。また、雨の時の蓮池も美しく、蓮の上にある水玉がガラスのように輝いています。近代美術館鎌倉に来た時は是非見て下さい。蓮池で癒されたあとは展示室へ。
第1展示室では、「これはなんだろう?」と考えさせてくれるような絵が多く、いろいろな想像をふくらませることができます。例えば、浜田知明さんの「噂」という絵では、人の顔の部分が大きな口になっていて、「これ何?」「何をしゃべっているんだろう?」「この口は何を考えているんだろう?」と考えてしまいます。この展示室では現実にとらわれてはいけません。想像力を働かせ、そしてたまにはぼ〜っと絵を見て…、というのを繰り返して、絵の鑑賞を楽しみましょう。はじめは難しいかもしれませんが、慣れてくるととても楽しく絵を見ることができます。正しい答えはないので、自分と向き合ってどんどん「自分の世界」に入り込んでいきましょう。
次は第2展示室です。ここでは、第1展示室とは違い、目で見るのではなく、耳で見るために音楽再生機(アイポッド)があって、水の流れや波紋、雨の音などを感じることができます。この部屋ではとにかくぼ〜っとすることをおすすめします。最近疲れている方、この「迷の音楽」を聞いてただぼ〜っとしましょう。すると何かが見えてくるはずです。自分の言葉で考えることは難しいけれど、絵を見て何かを思うことがあれば、それだけで意味があると思います。
最後に第2展示の奥には、僕たちが作った「水面」の作品や鎌倉館の周りの風景を撮影した写真がたくさん展示されています。是非見てください!!皆さんがどんな感想をもってくれるかとても楽しみにしています。
文:ジュリー(中学1年)
写真:生徒
投稿者: 高松
青の眩暈(めまい)
2008.06.23 Monday
外では雨が降っている。
来た時よりもひどくなっている。
いつも思うのだが、降るなら台風とか警報とか出るくらいの大雨が良い。
家や建物の中にいるからそう思えるんだけど…。
蓮池のカメや鯉はどう思っているのかな?
館内(鎌倉館)を歩いていると、以前葉山館で見た風景に似ている絵をみつけた。
題名は「青の眩暈(めまい)」。
春休みにワークショップで葉山館に行ったとき、
学芸員さんに作品を出し入れする場所を見せてもらった。
「青の眩暈」はあの入り口の風景に似ていると思った。
全体的に青と白を使った絵だから、感じが似ているのかもしれない。
「あの色 あの音 あの光」展のポケット絵本をもらった。
「こんなこと書いたっけ?」という言葉もあったけど、
僕らが(作品から)ひろった言葉が絵本になっていると思うとうれしくなった。
それと絵と絵の間に、僕らが撮った写真が展示してある。
どれも、水、光、風、生物がテーマだ。
「自分の好きな想像の生物を風景の中に入れて撮ったらもっと面白いだろうな。」
と思いながら見ていた。
文:Mr.蓮池(中学1年)
写真:生徒
投稿者: 高松
私の中では…
2008.06.19 Thursday

今日、私は美術館(近美鎌倉)に行った。
天気が悪く、気持ちもしょんぼり。
だけど美術館に入ればあたたかくて、
今日も自分だけの空間がいっぱいつくれそう。
5年生の時、初めて授業で美術館に行くことになった時は戸惑った。
なぜなら美術館って「大人」の入る場所でしょ?
そして9月のお弁当の日、クラスで鎌倉館に出かけた。
入り口では少し戸惑ったものの、中に入ってみると、
いつも友達と一緒の私もなんか「ひとり」になれる気がした。
やっぱりそうだった。
静かに絵を見るなんてつまらないと思う反面、
ドキドキ、ワクワク胸が高まる。
「ひとりっていいかも…。」
「おちつける…。」
「なんか、美術館って子供の私でも楽しめるよ。」
私は思った。
私には好奇心が沢山ある。すぐ目の前にあるものにさわりたくなる。
そういう気持ちが大切だと思った。この好奇心をうまく使えばいい。
私は絵を見ているときに、いろいろ考える。
「この絵の中にはヒミツがあるかも」
「どういう思いでこの絵を描いているのだろう?」とかね。
でも美術館は絵を見るだけの場所じゃない。
例えばイヤなことがあったとしたら美術館に行けばいい。
あらためて自分がやったことが良いことか悪いことかが考えられる。
そう思うと美術館って誰でも行ける「いやしの場所」。
だから私はたまに美術館に来て、今までの自分を変えようとする。
文:アレン(中学1年)
写真:高松
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