蓮池通信
子ども×神奈川県立美術館・鎌倉館

蓮池通信ブログ

本サイトは、横浜国立大学教育人間科学部附属鎌倉小学校の子どもたちと神奈川県立近代美術館鎌倉館との交流から生まれました。 これまでの交流記録をはじめ、現在の活動の様子や子どもたち自身が日々感じていることをブログで少しずつ発信していきます。

ミナモの波紋のように、だんだん広がって、大きくなることを願って…。

投稿者: grouprough

マティスとボナール

2008.09.01 Monday



夏休みに葉山美術館へ行ってきました。その時の展覧会は「マティスとボナール展」でした。その中で私が一番印象に残ったのはボナールの展示室です。パネルにボナールの言葉が書かれていたのですが、それを見たとき心にグワっときてしまいました。その言葉は、「絵画は視神経の冒険の転写である」です。この「視神経の冒険」の意味は、見たままの色で描くのではなく、描く絵を想像して、その絵の中を冒険するように描くという意味だそうです。その言葉を読んだ後にボナールの作品を見てみると、ボナールは描く前にどんなことを想像したのかなと気になって、ずっと見ていられて楽しかったです。

私は今美術部に入って絵を描いているのですが、今回マティスとボナールの絵を見て、そしてボナールの言葉を読んでふと思いました。自分はボナールのように、これから描く絵を想像して、カンバスの上で冒険するように描けているだろうか?・・・いいえ、描けていません。カンバスをもらったら題材を決めてすぐに絵の具をおいていました。いつも。でもそれだといつも心で何を描けばいいのだろう?と迷っています。

今回、ボナールの作品で女性の裸の絵がありました。ボナールはそこに肌色でなく、水色を使っていました。最初は驚きましたが、見ているうちにその水色によって立体感が出て、リアルになっているのだと気がつきました。何で水色を使うという発想が出たのかな?と考えると、ボナールはやはり視神経の冒険をしているから、水色を上手く使えたのではないかと思います。
今後私も美術部で絵を描くときには、この「視神経の冒険」をしながら描きたいと思います。

文:ウォッカ(中学1年)
写真:高松

葉山館 | 10:09 | comments(1)

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